いきいき茨城ゆめ国体2019

福岡 彰, 茨城国体

チーム鹿児島(監督は嬉しすぎて目が開いてません)

10月4日~6日に「いきいき茨城ゆめ国体」へ監督として出場してきました。

あっという間の3日間に様々なドラマがありました。

監督として、裏側のアイソレーションでの選手の様子やこの大会にかける思い、ウォームアップやり方、選手同士の会話、トレーナーの取り組み、コンペ直前の選手の緊張感、アテンプト後の気持ちの切り替えなど、選手により様々です。

特に茨城の選手は地元開催と言う事もあり、会場での応援も多く、選手へのプレッシャーもあったことと思います。

その声援をパワーに変えて、気持ちを切らさずに大会に臨む選手、トレーナー、監督はとても立派でした。

鹿児島県は成年男子のみ本国体に出場しており、川畑イサムと土肥圭太が県代表として参加しました。

結果はリード競技6位、ボルダリング競技4位の2種目で入賞でした。

決勝動画はこちら➡ 「成年男子 ボルダリング」

ボルダリング決勝1本目 逆向きのスローパーをトウフックのコーディネーションで止めるのが核心

決勝2課題目。 土肥くん、見事なハイステップで核心を攻める

見事2撃で完登する土肥くん

 

決勝動画はこちら➡ 「成年男子 リード」

リード決勝はオンサイト。 ここから最初の団子地帯の強傾斜へ

土肥くんは見事にショートカットムーブを選択して突破する

最終局面へ この1手で順位が大きく変わった

応援してくれた観客へお辞儀する土肥くん

大会に監督として参加して思ったことがあります。

「国体ってやはり、出たほうが楽しい!」

選手で何度か大会に出させて頂きましたが、やはり国体という「お祭り」に参加していた方が楽しいですね。

もちろん、監督として選手をサポートすることや登れた、登れないで一喜一憂するのですが、やはり主役は選手。

あくまで監督は本番当日はサポートに徹することが大切。

 

そして、大会期間中にトップで活躍する選手の共通点を見つけました。

それは、「応援してくれている感謝の気持ちがある」

クライミングはあくまで自分との闘いとなりますが、その大会までに様々な選手を支えてくれている家族、コーチ、監督、友人がいて出場できていることを常に忘れていない選手は日々の行いから「感謝の気持ち」があるのだなと思います。

その気持ちが表れている選手は色んな方から応援される選手に成長して、「運」を引き寄せる人になれるのかなと思いました。

オリンピックに決まった野口選手の周りには常にたくさんの目、声があり注目されているにも関わらず、笑顔で対応している様子に関心しておりました。

そんな見本となれるようなクライマー(選手)になってほしいと願います。

 

来年はいよいよ2020年の国体は「燃ゆる感動かごしま」が開催されます。

全国からクライマーが集まる「お祭り」を是非たくさんの方に観戦に来て頂き、感動を共有して欲しいです!

南日本新聞の記者さんが取材に来ておりました!

宿舎でリラックスする2人

宿舎の夕食(監督用)選手はもっと少ないです

部屋からの眺めは海が一望 地下にはプールがありますが、使用できず。

体育館会場入り口にあるおもてなしミニモニュメント

ボルダリング壁

リード壁

リード壁全景(傾斜が凄い)

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